空家の再生活用
古くから由緒ある街並みの中に位置する旧宅を相続した方からの相談である、すでに空家となり、10年以上使用していない、周辺環境を下調べしたところ、すぐ近くを新設幹線道路計画があり、かつ、町の再開発の動きもある、との情報を得た。所有者の方は、いますぐになにかを実行するのでなく、先祖から相続した不動産を簡単に手放したり、周辺環境を損なうような開発をしたくない、とのこと。そこで、数年単位での再生案を立てることで合意し、マーケテイングを開始、建築士や不動産鑑定士、及び所轄官庁担当者等とのチームつくりを始める、やがて、所有者の方にも納得していただけるプランができれば、小規模不動産特定共同事業という新手法をも射程にいれながら進めていく予定。